タイトル |
天使と悪魔のシネマ |
著者 |
小野寺史宜/著 |
出版社 |
ポプラ社 |
発売日 |
2021年2月10日 |
税込価格 |
1,600円 |
運命は変えられないが、多少のアレンジはできる。天使なら、悪魔なら、それくらいは――。狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入する天使と悪魔。あるときは駅のホームで、またはビルの屋上で。「うまいことを言ってるが、君は悪魔なんだろう?」望まぬ未来を告げられた人間は驚き、ささやかな抵抗を試みる。だが運命からは逃れられない。その先に、いったいなにが待っているのか? 去りゆく日常と異界のブラックユーモアが織りなす、哀歓と衝撃にみちたオムニバス小説の傑作。